日頃より明治大学校友会活動に対し、ご支援ご協力をいただきまして誠にありがとうございます。私は去る4月23日に行われました福岡市地域支部幹事会において、矢谷支部長や幹事の方々のご推薦をうけ新支部長に就任させていただくことになりました昭和52年法学部卒の本田博志と申します。支部長の話はまさに青天の霹靂で、私が校友会活動に参加しだした頃の支部長や幹部の方々はみな大人物な方々ばかりでしたので、浅学菲才な自分が務まるものだろうかと逡巡しました。
　矢谷支部長より、幹事として30年近く校友会活動に参加してきた経験を活かせとの事でご指名を受けたと思っています。確かに私は校友会活動を通してよき先輩や後輩との交流により、自分の人生が広く豊かになってきたことを実感しております。つきましては微力ではありますが、校友会の目的である「母校の支援」と「校友相互の親睦・交流」さらには「地域社会への貢献」に精一杯に努めさせていただこうと決意した次第です。
　私は明治14年の明治大学開校以来の幾多の先輩方が歩み育ててこられた母校愛（学校開校の５年後には校友規則なるものができている）やDNAを継承しつつ、いい意味での「のぼせもん」と言われる快活で情に厚く忍耐強い福岡県民の特性を生かして、参加しやすい校友会、楽しく有意義な校友会、参加してよかった校友会にすべく努力したいと思っております。
　折しも今年は朝の連続テレビ「虎に翼」で明治大学や三淵嘉子さんが取り上げられており、いろいろな場面で母校や先輩方の功績が取り上げられています。
　これからも「明治大学で学んだ」という縁を大切にして、校友会の輪をさらに広げ充実したものにしていく所存ですので、諸先輩や若い校友諸君のご指導ご協力をよろしくお願い申し上げます。

令和6年8月
福岡市地域支部支部長　本田　博志（昭和52年法学部卒）